Writer - Ikemoto
インタビューで一番大事なのは事前準備です。
事前準備をしっかり行っておけばインタビュー自体が成功するし、インタビュー内容も充実します。
インタビュイーの魅力などを引き出すためにも事前準備は重要なポイントです。
せっかく時間をとってインタビューをするなら、インタビュイーを困らせたり、不安にさせるようなインタビューにしたくないですよね。
では、どうやって事前準備を進めていくべきか紹介していきます。
【目次】
インタビュー事前準備
やるべき事前準備は全部で5つあります。
1.インタビュイーについて知っておく
・現在の活動内容を知る
今何している方なのかわからないとなにも始まりません。
仕事だけではなく、プライベートでボランティアやサークルなどしている方もいます。
できる限り情報を収集しましょう。
・経歴を知る
過去にどのようなことをしてきて今に至るのか。
以前は土木関係の仕事をしていたけど、今はIT関係の仕事をしているなど、まったく違う職種に転職している方もいます。
ターニングポイントがある場合はインタビューから引き出したいですね。
・SNSを知る
Twitter、Facebook、Instagramのアカウントがあればぜひ見てみてください。
最近あった出来事や趣味などインタビューのプライベート部分を知れることがたくさんあると思います。
そのような情報はインタビュー最初のアイスブレイクの時にも使えます。
インタビュイーの好きなことに関することを話題に出せば、緊張がほぐれやすいです。
・書籍やブログを読む
書籍やブログにはインタビュイーの情報がたくさん掲載されています。
ある場合はぜひチェックしましょう。
インタビュイーの考え方やスタンスなども分かると思います。
その考え方やスタンスをインタビューで深堀すると内容が濃くなります。
この情報はSNSでも分かるときがあります。
・過去のインタビュー記事を読む
もし、過去にもインタビューを受けている方なら、その時の記事も読んでみてください。
過去と今ではまったく同じ内容になる可能性は低いかもしれませんが、過去のインタビュー記事と同じ内容・流れだとおもしろくありません。
また、インタビュイーも過去に同じことばかり聞かれたなと違和感が生じてしまいます。
・企業や団体のホームページを見る
もし、企業や団体に所属している方であれば、そこの情報も知っておきましょう。
事業内容や理念などの情報収集もしておくといいです。
注意点!勝手にインタビュイーのイメージを決めつけない
上記の情報を収集すると、インタビュイーはこんな人だと思い描いてしまいがちです。
ただ、その情報は過去のものもあるので、今その人がどう思っているかどう生きているかはわかりません。
まったく別人になっていることもあります。
その人のことを分かった気になるのは避けましょう。
2.ゴールを考える
インタビュー記事を通して誰に何を伝えたいのかを考えてみてください。
インタビュー時間は決まっていると思うのでインタビュイーの全ての情報を引き出すのは不可能です。
あらかじめインタビュー記事の目的を考えましょう。
ポイント①:掲載先は?
記事がどこに載るのか、その媒体にコンセプトなどがあるのか再確認しましょう。
ポイント②:どんな人に伝えたいのか?
その媒体の既存読者に読んでもらいたいのか、新規読者に向けてなのか再確認しましょう。
ポイント③:読者にどうしてほしいのか?
読んだ後に共有してほしいのか、お問い合わせしてほしいのか、目的を再確認しましょう。
3.質問を考える
大まかに質問構成を考えてみましょう。
質問はMast(絶対に聞きたい質問)とWant(できれば聞きたい質問)に分けて整理します。
当日あたふたしないよう、しっかり考えておくことが大事です。
その時のノリで質問しよう、その時の流れで考えればいいやは辞めておくべきです。
考えたゴールからかけ離れてしまう可能性があります。
4.インタビュイーと情報共有する
インタビューの目的や質問項目をインタビュイーと共有しておくことをおすすめします。
インタビュイーも心の準備ができるし、目的に合わせて答え方を変えてくれるかもしれません。
5.カメラの準備
カメラマンに依頼するか、自社または自分自身で写真撮影するかだと思いますが、カメラマンに依頼するときはカメラマンとも打ち合わせが必要です。
インタビュー会場やインタビュイーのカメラ構図、インタビューの流れなども情報共有しておきましょう。
当日持っていくもの
必ず持っていくもの
・企画書、媒体資料
・メモ帳(またはPC)
・筆記用具
・ボイスレコーダー(スマホでも録音しておくと安心です)
あったらいいもの
・ビデオカメラ(インタビュー記事ではなくインタビュー動画にもできます)
・三脚(ビデオカメラ用)
まとめ
以上で事前準備が終わります。
やること多いなと思ったかもしれませんが、インタビュー時間の2倍ぐらい時間をかけて事前準備をしても良いと思います。
自信もってインタビューするためにも、納得いくインタビュー記事を書くにも事前準備が必要です。
また、当社ART AGEではインタビュー実績もあります。もし悩んでいることや不安なことがあればご相談ください。
手助けさせていただきます!