インタビュー記事の書き方とは?インタビューのコツをご紹介!【インタビュー編】

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Writer - Ikemoto

インタビューの事前準備はしっかりできましたか?
事前準備ができたらインタビュー当日に気を付けるポイントを確認しましょう!
インタビュイーの魅力や深い話を引き出すためにはインタビュアーの技術が必要です。
初めての方はインタビューのシュミレーションをして準備をしましょう。
では、気を付けるポイントを見ていきます。

 

インタビューのポイント5点

1.アイスブレイク

アイスブレイクとは、初対面の人同士の緊張をほぐし、リラックスした状態になることです。
事前準備編でもお話しましたが、インタビュイーのSNSなどをチェックし、最近あった出来事や趣味などを話題に出すと、インタビュイーの好きなことだから緊張がほぐれやすいです。

2.スケジュールや目的を再確認

アイスブレイクが終わって雰囲気がなごんできたら、インタビューの流れや目的を伝えます。
インタビュイーもスケジュールなどを把握してもらうことで、限られたインタビュー時間の筋道がわかります。
写真撮影がある場合は、○○分インタビュー・○○分写真撮影というように大まかな時間を伝えてあげてください。

3.質問をコントロール

⑴オープン・クエスチョン、クローズド・クエスチョン

・オープン・クエスチョン:自由な回答を求める聞き方

例)どう思いますか?

相手の話から多くの情報を引き出すことができます。
ただ、話が抽象的になったり、答えに困ってしまう可能性があります。
そんな時は、クローズド・クエスチョンに切り替えてみましょう。
「それはAということですか?Bということですか?」というように質問を細分化し、話を掘り下げてみてください。

・クローズド・クエスチョン:答えを選んでもらう聞き方

例)AとBだったらどっちを選びますか?

インタビュイーからすると、クローズド・クエスチョンのほうが答えやすいものが多いです。
最初の雑談などで使うと緊張もほぐれてきますね。
しかし、クローズド・クエスチョンばかりだと、話が広がりにくく、深い話を引き出しにくいので、オープン・クエスチョンと使い分けて質問しましょう。

⑵6W2H・時間軸

・6W2H

When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、Which(どちらが)、How(どのように)、How many(どのくらい)

・時間軸

過去・現在・未来

この2つを意識すると質問が出てきやすいし、話も深掘りされていきます。
過去と未来の話はいきなり聞かれても思い出したり、考えたりするのに時間がかかってしまうかもしれないので、現在の話をしてから過去や未来の話を切り出していくと良いかもしれません。

⑶具体的に・変化・比較

・具体的に聞く

6W2Hを意識することで具体的なことを聞けます。

例)インタビュイー:一人で海外に行ってきました。
インタビュアー:どうして一人で海外に行こうと思いましたか?
一人で海外はこわくないんですか?

・変化を聞く

例)海外に行く前と行った後では気持ちの変化はありましたか?

・比較して聞く

例)一般的に○○が主流ですが、・・・・・?

4.リアクションをとる

インタビュイーが話しやすい雰囲気を作るためにもリアクションは大切です。
話を聞いてもらってる相手が相づちなどのリアクションをとってくれたら、話しやすいと思ったことはないですか?
話を聞いてくれている人がリアクションをとってくれると、話をちゃんと聞いてくれているんだ、興味を持ってくれているんだと思って話が弾んできます。

リアクションには3種類あります。

⑴相づち

例)そうなんですね、なるほど、たしかにそうですよね

⑵共感

例)わかります、つらかったですね、その気持ち味わったことあります

⑶アクティブ・アスキング(相手への共感やリスペクトが含まれた反応の発展ver)

例)こわくなかったんですか?、そんなことできるのすごくないですか?

5.メモはほとんどせずに、会話を楽しむ

記事にすることを考えるとメモを取りたいと思うかもしれませんが、メモを取ってばっかだと、会話に集中できなくなります。
ボイスレコーダーがきちんと会話を録音してくれているので、インタビュイーと目を合わせながら会話に意識を持っていきましょう。
インタビュイーが話しやすい環境を作るには記者次第です。
記者本人も楽しんでインタビューを行いましょう!

もし、メモを取るとなったら、会話の内容ではなく、その時の感情やインタビュイーの仕草や表情をメモリましょう。
そうすることで、数日たった後でもその時のことを思い出しやすくなります。

 

インタビュー後

感謝の気持ちを伝える

これは絶対に忘れてはいけません。
協力してもらっているため、お礼は伝えましょう。

アフタートークにも気を抜かない

インタビューの緊張感がなくなったときは、インタビュイーが思いがけない本音を言ったりします。
片づけをしながら聞きにくかったことをサラッと聞いてみてもいいですね。
「正直、このときどう思っていましたか?」などの質問でも、意外と話してくれるかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?
インタビューは考えることも多く、初対面の方との会話だから気を遣うことも多く、技術が必要になります。
質問の仕方によって内容が大きく変わるので、質問の内容はしっかり考えておくべきです。
最初は慣れないと思いますが、回数を重ねていけば慣れていきます。
とりあえず、最初は失礼のないように心がけましょう。

インタビュー記事の書き方の事前準備編もあるので、合わせて読んでみてください。
【事前準備編】
https://art-age.co.jp/interview-zizenzyunbihen/ ‎

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