ECモール売上アップの基礎5選!!

ECモール運用

Writer - Yamazaki

皆さんはECモールの売上を順調に伸ばしていますか?

今回はEC販売を行っていくうえで、売り上げを上げる基礎的な方法を解説致します。

初めに、私「山崎」の自己紹介をさせて頂きます。
私はアマゾン、Aupayモール、Qoo10の運営、管理をさせて頂いております。

各モール特色は違いますが、共通して売り上げを上げる方法(Point)がありますので、それをお伝えさせていただきます。

売上アップの基礎5選

売上アップの基礎.01「商品数」

まず第一に重要といえることは商品数です。

商品によってはよく売れる商品、そんなに売れない商品がありますが、まずはより多くの商品を出品することが大切です。

各モールには検索窓がついています。欲しい商品のキーワードを入れて検索するバーの事です。
欲しい商品を検索して探すかと思いますが、他の商品も欲しい場合お客様が見ている商品に関連する商品を見たり、今現在見ているモールの他の商品を見たりとページを閲覧してくれます。

そのため、より多くの商品を出品することで検索キーワードを埋め込み、閲覧者を増やすことで販売機会を拡大することができます。

 

売上アップの基礎.02「価格改定」

私は商品の販売価格を他の出品者の最安値に合わせるよう価格改定を行っています。
もちろん、利益が出なければ最安値に販売価格を合わせる必要はありません、あくまで利益の出る範囲で最安値をつけれるところは最安値をつけます。
特に出品したばかりの商品の場合は最安値を意識します。

なぜ最安値をつける事が重要かというと、商品を一番目立つとこに表示したいからです。
そうです、検索したときの一番上です。ここは商品を検索した人なら誰しもが見るところです。上に表示されていればいるほど多くのお客様に商品ページを見てもらえます。

各モール上位に表示される判定基準は異なりますが、販売個数が多くなればなるほど上位に表示される可能性が高くなります。
モールには最安値表示や売行き順などお客様側で表示順を変更することができます。販売価格を最安値をつけることによって少しでも安く買いたい人は最安値のショップから購入してくれます。
最安値で商品を販売していると売れている順やランキング順で上位表示されるようになってきます。そうなった段階で最安値での販売ではなく、利益重視の価格設定をするのが利益も確保しつつ売れていくのでオススメになります。
上記の方法はヤフーショッピングや楽天で有効になります。Amazonでは価格の最安値順での表示になりますので最安値をつける事が売れ行きに大きく影響します。

 

売上アップの基礎.03「在庫補充」

「売上アップの基礎.01,02」で折角商品を販売したのに在庫が切れてしまっては販売力をつけた商品ページが無駄になってしまいます。

商品の在庫があるなら各モール補充を必ず行いましょう。また、仕入れをし販売して終了となっている場合は、仕入れを見直すのもいいでしょう。

リピート仕入れが出来る商品にトライする事をお勧めします。定期的に売れる商品を在庫を切らさずに販売し続けることが出来ればあとは簡単です。リピート仕入れの商品の品数を増やしていくだけです。ベースとなる売上を積み上げていく感じになります。

 

売上アップの基礎.04「モールの数を増やす」

多くの方がAmazonでは販売してるけど、楽天など他のモールには出店していないという方が多いと思います。
折角、売れる商品があるのに一部のモールだけでしか販売しないのは非常にもったいないです。

購入者は人それぞれではありますが、大体一人一つのモールしか使っていません。
〇〇ユーザーという言葉がある通り楽天ユーザーは基本的に楽天でしか購入をしないので、モールを増やすという事は自分の商品をより多くの人にアピールできるという事になります。

では、どこのモールに出店すればいいの?という声に応えて出店すべきモール5選をご紹介させていただきます。
楽天市場、ヤフーショッピング、Amazon、Aupayモール(旧Wowma!)、Qoo10になります。

上記の5店舗を押させておけばよっぽどマニアックな購入者ではないかぎり上記のモールで購入しているのではないでしょうか。
各モールにそれぞれ特色はありますが、是非出店して販売機会を増やしてください。

 

売上アップの基礎.05「自動化」

上記の売上アップの基礎1,2,3,4をこなしながら仕入れや顧客対応、発送なんてできないよ!!という声が上がってくるかと思います。その通りです。

各モールの管理画面に入り1つひとつ価格改定をし、在庫補充、顧客対応をやりつつ、仕入れをしつつは相当経験を積んだ方でないと管理するだけで精一杯となってしまいます。
そこで、自動化できる物は自動化していきましょうというのが「売上アップの基礎.05」の内容になります。

例えばですが、在庫補充という業務に焦点を当てます。
各モールでそれぞれ在庫を管理すメリットもありますが、一括で管理できればやることは激減するでしょう。
在庫を一括で管理できるシステムがあるのでそれをうまく使い時間をあけていきましょう。

在庫管理だけではなく、自動化出来るところはどんどん自動化していきましょう。
価格改定のツール、在庫管理のツール、商品登録を一括登録する方法、顧客対応のツールなど様々なツールやシステムがありますのでどんどん効率化を図り仕入れに時間を費やすのも良し、顧客の満足度を上げるのも良しです!!

どうでしょうか今回は売上アップの基礎5選というタイトルで書かせて頂きました。
上記の内容は基礎的な事ですので各モールの細かいテクニックなどはまた次回に書かせていただきます。
共通して言えることは、どのモールであっても基礎的な事は同じです。
商品を販売して上位に表示し、多くの見込み顧客にいかに商品を見てもらえる事が大切になります。

まとめ

売上アップの基礎

  1. 「商品数」
  2. 「価格改定」
  3. 「在庫補充」
  4. 「モールの数を増やす」
  5. 「自動化」

上記ポイントをまとめます。まずは商品の数を増やします、仕入れを行い商品数を増やしていきましょう。
その際に、価格は最安値がお勧めです。定期的に他のモールと価格を見比べて自分のショップが最安値で出品出来ているか確認をしましょう。

商品と価格設定が合っていれば商品は売れていきますので在庫補充をしっかり行いましょう。その際在庫を補充出来るリピート仕入れをしていると在庫補充という感覚がつかめるかと思います。
仕入れではなくこれは在庫補充です。
在庫補充が出来ないという事は仕入れが単発の物で終わっており、折角リサーチした商品が一回販売したら終わってしまいます。

在庫補充が出来るようになったら次はモールの数を増やしていきましょう。各モールで売上が上がってくるので収益も商品の回転率も上がってくるかと思います。

最後に自動化です。ここは売上アップというより経費削減の方向になります。自動化できる物は自動化し、効率よくモールを運営していきましょう。

これらを行っていけば大きく売上を伸ばしていくことが可能になります。
基礎的な方法を書かせていただきました。
ECモール運営で売上アップの方法に困っている方は上記の5つのポイントが出来ているか確認をし足りていないと思う部分があれば参考にしてみてください。

また次回書かせて頂くときは各モールで使用できるテクニックであったり実際に使っているツールなどもご紹介させて頂きます。

今回は基礎的な5選を書かせていただきましたが読んで頂いた方の売上アップに繋がれば幸いです。